バンコク・スワンナプーム空港 スポッティングガイド
バンコク・スワンナプーム空港の撮影場所を紹介します。
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バンコク・スワンナプーム国際空港は2006年9月に供用を開始した東南アジア屈指のハブ空港であり、4000mと3700mの平行滑走路を有する。 タイが順調に経済成長を続け、観光資源にも恵まれていること、多くの国と国交を結び交易があること、そして東南アジアの中心にあり近隣の国の大都市の乗り継ぎに便利なことから、アジアはもちろんのこと中東・アフリカ・ヨーロッパから多くのエアラインが乗り入れ、そのうち複数のエアラインがバンコクを経由して第三国まで足を伸ばしている。 経由便は行き・帰りのどちらかは明るい時間に設定されていることが多く、結果撮影条件に恵まれている。 24時間運用で夜発着のエアラインもあるため、全てのエアラインはなかなか撮ることができない。 滑走路の運用は到着機の騒音に配慮しているためか、原則R/W01使用時は01Lが離陸で01Rが着陸、R/W19使用時は19Lが離陸で19Rが着陸となっている。 が、出発機の混む午前9〜12時頃を除いては、到着機の二,三割をスポットに近いほうの滑走路に降ろしたり、出発機の一割ほどをスポットに近い滑走路から離陸させたりと航空機にとって柔軟な運用をしているため、一方の滑走路に張り付いていても全ての出発・到着機が撮れる訳ではない。 その時の運次第といったところか。 タイはおよそ11月〜2月が乾季、3月〜5月が暑季、6〜10月が雨季となり、乾季は北風・雨季は南風が吹くことが多い(もちろん例外もある)。 暑季は日中35℃ぐらいまで上がり湿度も高いので雨はまだ少ないものの、屋外での長時間のスポッティングはしんどいようだ。 雨季はほぼ毎日スコールのある不安定な季節。 乾季は日は短いが天気が比較的安定するので、スポッティングに適した季節といえる。 |
@Grand Inn Come Hotel 今回宿泊したのが、ホテルの部屋からやや遠巻きであるが撮影できるとあったGrand Inn Come Hotel. 滑走路(R/W01L/19R)に正対するためにやや高いDeluxe Roomを取り、最上階の6階の部屋からスポッティングした。 窓を開けて撮影でき、この部屋からは滑走路の左から右まで自由にカメラを振ることができたが、いかんせん距離が遠い(7〜800m)。 B757/A321クラス以上は600mmで足りたが、それ未満のクラスの機体は小さくしか撮れなかった。 撮影に赴いた1月でも昼の4時間ぐらいは陽炎に悩まされ、外周のポイントに移動した日もあった。 レンズは400〜600mm以上必要である。 ・アクセス 空港からホテルのシャトルバス又はタクシーで15分。タクシーにはタイ語で書かれたホテルカードを用意しておき見せると万全(タクシーの運ちゃんに英語が通じるとは限らない)。 ・上…ホテルの部屋からターミナル方向を望む。 ・中…ターミナルの右側・R/W01L final方向を見る。 ・下…R/W01Lを離陸するタイ航空のB747-400を400mmで撮影。 |
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A歩道橋 R/W19Rの到着機・R/W01Lの出発機が撮れるのがこの場所で、空港の西側を走るキンケオ通りのいくつかある歩道橋のうち、一番北側のもの(他の歩道橋からは建物が邪魔で撮影できない)。 目の前のカーゴエリアを移動する飛行機も障害物なしで見える。 この場所から飛行機までは500mほど距離があるので、300-500mmほどの望遠レンズが必要になる。 撮影に訪れた1月でも、昼間の2時間ほどは多少陽炎がかかっていた。 ・アクセス Grand Inn Comeからは北へ歩いて25分、車で5分ほど、近くにセブンイレブンがある。 車は他の車に迷惑にならない程度に、道沿いに止めてもいいらしい。 ・上…歩道橋ポイントからR/W19Rに降りる到着機を見る。画面右には木と建物があり、飛行機が真横を通過後に視界は遮られる。 ・下…R/W19Rに進入するタイカーゴのB777-200Fを375mmで撮影。 |
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BR/W19Rエンド・運河沿い R/W19Rの到着機のみを間近で撮影できるのがこの場所で、滑走路のすぐ西側にある運河沿いの歩道上にある。 この場所から飛行機までは結構近いので、150-300mmほどの望遠レンズが適している。 上記のAのポイントよりかなり滑走路に近いので、陽炎がかかる心配はない。 歩道に沿って撮影場所を南北に移動することができる。 ・アクセス Grand Inn Comeからはソイ52を滑走路方向へ向かって歩き運河沿いの歩道に出た後、北に歩いて30分、またキンケオ通りのソイ64から歩道に行けるほか、更に北に行きキンケオ通りが運河をまたぐ場所を側道沿いに行っても歩道に辿り着ける。 ・上…ソイ64と歩道の交点より少し南の場所からR/W19Rのfinal方向を見る。 ・中…上の到着機を真横で見るとこんな感じ。椰子の木が若干邪魔に感じるようであれば、もっと北のほうに移動すればいい。移動すると滑走路の延長線との距離が短くなるので、どんどん見上げるような感じになってくる。レンズはより広角が適してくるであろう。 ・下…R/W19Rに進入するヤクーシャ航空のB757-200を225mmで撮影。 |
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CR/W01Rエンド 最初に空港に着いてタクシーの運ちゃんに「降りる飛行機を間近で撮れる場所はないか」と聞いたら、ここへ連れて行ってくれた。 「ここで撮ってはいけないのではないか?」と聞いても運ちゃんは「そんなことはない、撮れる。」と言ったので運河沿いの角の所まで歩いてそこで撮影した。 しかし、運河を挟んだ向こうの道から「ここに入ってはいけない」のような感じで一回言われたり車にクラクションを鳴らされたことがあったので、本当はここで撮ってはいけなかったのかもしれない。 しかし、直接自分の所まで来て追い払われることもなかった。 R/W01Rの到着機が、80-200mmほどのレンズで撮影できた。 が、この場所はポリスに追い払われる可能性があるので、行くことはあまりお薦めしない。 行く方は自己責任で。 ・アクセス 空港のターミナルから外を出る道を東に向かい、空港の東側の道路を南に向かう。車で15分ほど。 見たところではここの南の運河を渡った付近でも飛行機は撮影できそうだったが、どこからならお咎めなく撮影できるのかまではよくわからなかった。 ・上…R/W01Rに進入する到着機。運河の左側(南側)に細い道と土手があり、更に向こう側 にもう一本運河があり、その南は田・畑になっているようだが、そこまでのアクセスは不 明。 写真を堂々と撮っていいのかも不明である。 ・中…到着機が正面を通過する。画面下に空港東側を南北に走る大きな通りがある。 この道沿いで撮影すると、すぐポリスが飛んでくるらしい。 ・下…R/W01Rに進入するUTairのB757-200を135mmで撮影。 |
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他の場所 DR/W01R南側 R/W01Rの南側で道路沿い。 ER/W19ファイナル ラッカバン通りのソイ38を南に入るか、空港へ向かう高架道路の下付近。 |