マドリッド・バラハス空港 スポッティングガイド
マドリッド・バラハス空港の撮影場所を紹介します。
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マドリッド・バラハス空港はスペイン最大の国際空港であり、イベリア航空・エアヨーロッパなどの本拠地である。 イベリア航空は日本から撤退して久しいが、現在でもマドリッドからアメリカ合衆国〜中南米・アフリカに向けて長距離路線を運航している。 バラハス空港は、ロンドン・パリ・フランクフルトなどにはかなわないものの、イベリア・エアヨーロッパなどのワイドボディ機が多数発着し、植民地であった中南米からも幾つかのエアラインが乗り入れてきている。週2便程度のレアビジターもいるが、スペインの地の利から、ヨーロッパと中南米の間の乗継ぎ需要を取り込んでいるようだ。 空港は4本の滑走路で構成されており、北・西風時は着陸をR/W33L・33Rに、離陸をR/W36L・36Rから行う。 南・東風時は着陸をR/W18L・18R, 離陸をR/W15L・15Rから行い、両滑走路の使い分けは到着(進入管制区に入ってくる)方向・出発方面(進入管制区を出る方向)別に分かれている。 ロングホールは大西洋線に集中しており、午前中から午後2時ごろまでにR/W18R・33Lに到着し、昼から午後に15R・36Lから出発するものが多いようだ。 午後遅くから日没までは大型機はほとんど飛んでいない。 訪れた2012年3月は終始北・西風時の運用であった。 |
@The Mound バラハスでは最も有名な撮影ポイントで、MetroのBarahas駅南のBest Western Villa de Barajasに宿を取り、翌朝20分かけて歩いて行った。 ロータリー(roundabout)を横断して道に左側の丘を歩いて登れるようになっており、次第に空港のフェンスをクリアした盛り土の部分(=mound)にたどり着く。 ここでは午前中以降順光で、手前の誘導路をタクシーする出発・到着機を撮ることができる。 IberiaのA340等、一部手前の誘導路を殆ど通らない機体もある。 100-200mmのレンズで、手前の誘導路を行きかう機体を撮影することができる。 ・アクセス MetroのBarajas駅から歩いて15分、車でのアクセスは慣れていないと難しいと思うが、Av de Logrono/M-111と撮影ポイントの間に車を停められるようなスペースは見受けられた。 ・朝、The Moundから見たTerminal4 satellite.画面の左側にはTerminal4本体がある。 |
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・手前の誘導路をタキシングするRYANAIRのB737-800を138mmで撮影。 | ![]() |
AR/W33L・R final 空港南側のHoliday Inn Expressに宿を取り、向かったのがこの付近の場所で、終日R/W33L・Rが着陸に使用されていたので、両RWYの中間付近の場所から両方のRWYの到着機を狙った。 空港南を東西に走るautopista(高速道路)近くでいい場所はないかと歩いていたら、Carrefour San Fernandoというショッピングモール付近が、多少送電線や街灯・樹木などが邪魔になるものの、比較的両RWYの到着機撮影に向いていることがわかった。 実際に撮影したのは、ショッピングモール入口のautopista上の陸橋及びショッピングモール東の工事中の道路から。 撮影したのは日曜だったので、工事中の道路は平日は工事をしていて入れないかもしれない。 若干R/W33Lのトラフィックのほうが、33Rのよりも近くになる(33Rのトラフィックは少し遠い)。 レンズは400〜600mmほど必要で、朝は33Lが順光・昼からは33Rが順光で逆側は当然逆光になる。 大西洋線は朝から午後にかけて、ほとんど33Lに降りてきていた。 ちなみにHoliday Inn Expressの裏庭からも、R/W33Lの到着機のみ撮影可能で、こちらは100mm前後、午前中から順光。 ・アクセス 空港ターミナルからタクシーでautopistaA2でCarrefour San Fernandoへ。 もし車で来た場合は、Carrefour San Fernandoに車を停めることができる。 Holiday Inn Expressから歩いて25分でも着くが、途中歩道がないところもあり、注意。 ・autopistaの陸橋からR/W33Lに降りる到着機を見る。 |
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・Carrefourの東側の工事現場から、R/W33Rに降りる到着機を見る。 | ![]() |
・R/W33Lに着陸するAviancaのA330-200を315mmで撮影。 | ![]() |
・R/W33Rに着陸するTAROMのB737-700を600mmで撮影。 | ![]() |
BTerminal4 イベリアの国内線・ヨーロッパ(シェンゲン協定締結国)線のターミナルで、A320とCRJに覆いつくされるターミナル。 待合室からガラス越しに目の前の誘導路を行くイベリアの小型機を撮影可能。 正面にR/W18R・36Lのトラフィックも見えるが、かなりズームしないといけないので、ガラスのせいでブレ・ピンボケに見舞われ、陽炎もかかるのでほとんどまともに撮れなかった。 目の前を行くイベリアの小型機は100-150mmで撮影できる。 ・アクセス Terminal4の出発トランジット。当然ここから出発する客しか来ることはできない。 ・IBERIAのA320を147mmで撮影。 |
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CTerminal2 昔からあるTerminal2には、飛行機に乗らなくてもガラス越しに飛行機の見える場所が3ヶ所ほどある。ガラスはそんなにきれいではないが、目の前の誘導路を行く飛行機であればピントは出るし、撮影可能だ。 昼から順光。レンズは200mm。 ・アクセス Terminal2の出発階中央を奥に行くと、下の保安検査場に行く前に脇にそれる通路があるので、そこを進むと外の飛行機が見える。 ちなみに、Terminal1の中央の高い建物にも、同じように飛行機の見える場所があるらしい。 ・撮影スポットから目の前の誘導路を見る。Terminal1・2に出入りする飛行機が撮影可能。 奥の離着陸する飛行機は遠く、ガラス越しなのでブレてなかなかまともに撮れない。 |
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・上の写真の右のほうに留め置かれていたStellairのGrumman G-159 Gulfstream G-Iを450mmで撮影。ピントが合いにくいので、数枚撮ってようやくまともなものが撮れた。 | ![]() |